カルマとは

コラム

こんにちは、やすよです^^
今回はカルマについてのお話です。

カルマというものの基本的な概念と、その補足を解説しています。
(あくまで一つの見解としてお読みください笑)

まず最初に簡単に結論をまとめると、カルマとは下記の通りです。

  • 良くも悪くも自分が過去に行ったことが返ってくること
  • 悪いイメージがあるが、本来は悪い言葉ではない
  • 過去に様々な宗教で説かれている

・・・(=_=)?

順番に解説していきます。

カルマとは良くも悪くも自分が過去に行ったことが返ってくること


カルマという言葉は元はサンスクリット語(古代インドの言葉)で、日本語に直訳すると「行い」という意味になります。
そこから、「(前世を含み)過去に自分が行ったことが良くも悪くも返ってくること」と理解されるようになりました。
このことを仏教では「因果応報」と言ったりします。

基本的に人は悪いカルマを解消するためにこの世に転生してくることが多いため、あまり良いカルマについて語られることはありませんが、日本語では「良いカルマ」のことを「徳」と言い、「悪いカルマ」のことを「業」と言ったりして、使い分けがされています。

「行い」というと物理的行動が連想されるかもしれませんが、思考や感情なども含めて「宇宙に投げかけたエネルギー」が「自分の人生や来世に影響を及ぼすこと」をカルマといいます。

悪いイメージがあるが、本来は悪い言葉ではない


スピリチュアルな情報を見たり聞いたりするときに、しばしば「カルマ」という言葉がでてくると思います。
「カルマ」という言葉は、現代のようにスピリチュアルがブームになる前に、カルトや霊感商法などで悪用されてきた(笑)経緯があるため、あまりその言葉自体に良い印象を持っていない人も多いかもしれません。

例えば、「あなたがいま不幸なのは前世でのカルマです。そのカルマを解消するためにこの100万円の壺を買いなさい。」とかいうかんじです(笑)
このような言い方をされるとまるで「カルマ=懲罰」のようなニュアンスに聞こえますね。
ちなみに、当然ですが100万円の壺を買ってもカルマは解消しません(笑)
ですが、一度信頼をしてしまった霊能者などにそう言われると「そんなものかな」と思ってしまうのが人間です。
たとえ全面的に信頼できる人であっても定期的に人物の再評価をするようにしたほうがいいと思います。
人は変わるからです(笑)

カルマは過去に様々な宗教で説かれている


カルマというのは“宇宙の法則”の一種だと思います。
つまり「普遍の真理」だと思います。

仏教では「因果応報」というような言葉で表されています。
イエス・キリストが言った、「蒔いた種は刈らねばならぬ」という言葉の中に出てくる「種」というのも「カルマ」のことを指しています。
そして、「裁く者は裁かれ、赦す者は赦される」という言葉もまたカルマの法則を説いたものです。
自分のしたことは自分に返ってくるということですね^^
ただ、返ってくるまでに時間差があるため人はなかなかこの法則に気づきにくいのですね(笑)

カルマについてのまとめ


そういうわけで、「カルマ」とは「良くも悪くも自分が今までに行ってきたこと」です。
ただそう言うと、ぼんやりしたかんじで結局よくわからないのもになってしまうため、目の前の問題のことをカルマと定義する場合は「前世からの繰り越し課題」のような意味捉えたらいいと思います。

スピリチュアルで使われる言葉は、定義が確立されていないものも多く、使う人や文脈によって意味が異なる場合もあるので、その時々で臨機応変な解釈ができるといいですね(^▽^)