鏡の法則とは

コラム

こんにちは、やすよです^^
今回は鏡の法則についてのお話です。

鏡の法則というものの基本的な概念と、その補足を解説しています。
(あくまで一つの見解としてお読みください笑)

まず最初に簡単に結論をまとめると、鏡の法則とは下記の通りです。

  • 目の前の現実は自分の心の投影であるという考え方
  • 成功哲学の一つとして使われることが多い
  • 捉え方を誤ると危険(笑)

・・・(=_=)?

順番に解説していきます。

鏡の法則とは、目の前の現実は自分の心の投影でるという考え方


鏡の法則とは「目の前に起こっている現実は自分の内面を投影しているもので、実は人は外側の世界を鏡として自分の内側を外の世界に反映しているのだ」とする考え方です。

つまり、外側の世界(目の前に起こる現実)を変えたければ、自分の内側を変える以外方法はないということになります。
心理学者の小林正観さんが本の中で、“鏡は先には笑わない”と言っていましたが名言だと思いました^^

ちなみに、「鏡の法則」という言葉でよく知られていますが、本質は「宇宙法則」や「引き寄せの法則」や「カルマ」などと同じことを言っているのではないかと思います。

また、聖書や仏典など見るとイエス・キリストやブッダなども同じようなことを言っている記述がありますし、明確な教義がないとされている日本神道でも「神社や神棚に置いてある鏡は参拝者や祈りをささげる人が自分の姿を顧みるためのものである」と言われています。
これだけ様々な所で言われていることなので、この「鏡の法則」というのはこの世界(宇宙)におけるひとつの真理ではないかと思います。

また、これは「引き寄せの法則」と定義してみた方が分かりやすいかもしれませんが、この宇宙(=私たちを取り巻く環境)は、自分が発信したもの(言葉や行動だけでなく想念なども含めて)が自分に返ってくるようになっています。
自分が発信した良いことも悪いことも自分に返ってきます。
「情けは人のためならず」とか「因果応報」などと言われるものです。
ただ、無意識に発信していたり、返ってくるのが時間差であったり、自分が発信したところとは別のところから返って来たりするので、人は中々この法則に気づきにくいのですね。

しかし、自分では気づけなくても、少し視点を高くして他人を見てみるとよくわかりませんか?
いわゆる「自業自得だよ・・・」とかって思うやつです(笑)
やはり目の前の現実は自分が創っています。

といのが基本的な考え方で、これはハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」などとも通じますね^^
関連記事→ホ・オポノポノとは

鏡の法則は成功哲学などで引用されることが多い
捉え方を誤ると危険(笑)


鏡の法則の基本的な概念は上記の通りで、特にいいものでも悪いものでもないと思います。
ただのこの世界における考え方のひとつです。

ただ、この考え方は宗教やネットワークビジネスで引用される機会が過去に多く、それを信じて実行した結果、ちょっと人生がおかしなことになったという人が一定数いるため、この考え方に疑問を抱く人も多いようです。

また、何か問題が発生した時に「その原因をすべて自分の内側に求める」という姿勢は、普通に地に足をつけて生きている人にとっては、「単なる現実の問題からの逃避」であり、「非生産的な考え方」に見えるかもしれません。

これは「鏡の法則」という言葉が使われる場面において、「間違ってはないけれど、言葉が足りていない」ケースが多いことが原因ではないかと思います。

インターネットで「鏡の法則」の事例などを検索するとでてきますが、やはり極論のようなものが多いと思います。
再現性としては「そういうこともあり得るかも」くらいのレベルです。
つまり誰がいつしても当てはまることではないということですね。
そこの部分を見ずに、それが絶対的な法則であるかのように解釈してしまうと、使い方を誤るとうことになるのですね(´・ω・)

それ(この世界が自分の内面を投影しているのだという考え方)については「鏡の法則」より「引き寄せの法則」や「カルマ」という言葉の方が概念を理解しやすいと思いますのでそちらも見てみてください。
関連記事→引き寄せの法則とは →カルマとは

鏡の法則のまとめ


とはいえ、絶対ではないにしろ、そのような視点を少し持つことによって、目の前の現実の見え方が違ってくるのは事実です。
最終的には自分にとって、現実に対しての納得のいく結論をだせればいいと思うので信じたいものを信じていいと思います(^∇^)